Use cases

Memoriaが実際に解く問題

代表的な4つのシナリオで見ていきます。すべての例は、自動キャプチャされた記憶をMCPで想起する同じ仕組みで動作します。

01 アシスタント横断

アシスタント間を渡り歩く記憶

お昼にChatGPTにメニューを聞いた。夜になって今度はClaudeを使っているが、昼に何を聞いたか思い出せない。

あなた → Claude

さっきChatGPTで、自分が最後に聞いた質問って何だっけ?

Claude (Memoria MCP呼び出し後)

今日の12時14分にChatGPTで「ChatGPTさん、今日のお昼は何がいい?」と聞いていますね。そのときおすすめされたのはキムチチゲでした。

ChatGPTのセッションとClaudeのセッションは本来お互いを知りません。Memoriaが二つの共通記憶になります。

02 プライベート秘書

あなたを知っている秘書

彼女の誕生日が近い。LLMにプレゼントを聞きたいが、毎回「彼女はJaneで、花が好きで…」と説明し直すのは面倒。

あなた

彼女の誕生日が近いんだけど、何をプレゼントしようか?

LLM (Memoria想起後)

花が好きなJaneさんに去年はバラを贈っているので、今年はチューリップはいかがでしょう?

あなたは何の情報も入力し直していません。Memoriaが関係グラフと好みの履歴を保持し、必要なときに取り出します。

03 パーソナライズ説明

あなたが既に知っていることに重ねた説明

「LLMの仕組みって何?」と聞くと、たいてい教科書的な説明が返ってきます。トークン、トランスフォーマー、確率分布…聞くほどに分からなくなる。もしLLMがあなたの職業/背景を既に知っていたら?

あなた

LLMの仕組みって何?

LLM (あなたが飲食業従事者であることを想起した後)

レストランの厨房で例えますね。お客さんが「美味しいランチを作って」とだけ言ったら、既存の常連客がよく注文していたメニュー — 肉・タンパク質中心 — をおすすめしますよね。でも「私はビーガンですが、美味しいランチを作って」と言われたら、まったく違う結果が出てきます。既にある情報から、与えられた条件に最も近い答えを導き出すのがLLMです。

同じ質問でも、Memoriaに保存されたユーザー背景に応じて、開発者にはコードの比喩で、飲食業従事者には厨房の比喩で、教師には生徒の比喩で説明が分岐します。学習曲線がずっと短くなります。

04 社内全体

新人が同じ質問を繰り返さなくなる

「休暇申請ってどこからですか?」「VPNはどうやって入れますか?」「先期のOKR資料どこですか?」 — 同じ質問が毎週繰り返され、そのたびにシニア一人の30分が消えていく。

新人 → Claude

休暇申請ってどうすればいい?

LLM (社内Memoria想起後)

社内ポータル → 人事 → 休暇申請メニューから申請してください。3日以上はマネージャー事前承認が必要です。去年同じ質問への [HR ガイド文書リンク] もあります。

会社で繰り返される質問 = 文書化されていない暗黙知。Memoriaは一度答えた内容を会社単位で蓄積し、「まずMemoriaに聞いて」という一行のルールで割り込みを減らします。

追加できそうな他のシナリオ

  • 旅行先の想起 (「去年京都に行ったとき、よかったカフェどこだっけ?」)
  • 仕事/プロジェクトの文脈 (「先週決めたアーキテクチャ、何だっけ?」)
  • 健康/習慣 (「今月、運動した日は何日?」)